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Vol.5 まん天肌よろこぶローションが生まれた理由

まん天肌やわらかローションは発売後、まん天スキンケアシリーズの中で最も順調な経過をたどっています。本当にありがたいことで、これも様々な方々のおかげかと思います。
では、なぜまた新しいローションを出すことになったのか、そのことについて今回お話させていただきたいと思います。

「キーワードは、尿素でした」

新ローションを作るに至った理由、それは、「尿素があわないので、まん天ローションは使うことが出来ない」というお言葉を、お客様よりいただいたことに端を発しています。
ここで、尿素のことを簡単に説明しますと、尿素とは、体液にも含まれる基本物質で角質の細胞をつなぎとめるNMF(天然保水因子)の主成分です。化粧水に使った場合は、水分を肌の奥に届けるので、合う人にとっては、保湿の強い味方になります。

また体液に含まれているということもあり、通常刺激反応は起こりにくいとされています。しかしそれは、全ての人に反応が起きないということではありません。肌の尿素濃度には個人差があり、環境やホルモンバランスによっても変化するといわれています。ごく稀にですが、尿素を配合した化粧品を使用した際に、肌の尿素バランスが崩れ、刺激を感じる場合があります。肌やわらかローションの尿素に反応したという方の場合も、そのことが原因ではないかと考えられます。

「いつも、できる限りのことを」

この情報をいただいた当初、正直に言って、動揺しました。なぜなら、肌やわらかローションの開発時の私たちの「尿素」という物質に対する注意のほとんどは、前途の良い働きにたいして向けられていたからです。もちろん、稀に刺激を感じる方がいるという情報はありました。しかし、これは全ての化粧品にいえることですが、全ての人に何の反応もなく、良い影響だけを与えてくれる成分など、存在しません。ですから、その認識のもとにおいて、そのとき出来る限りの良い商品を開発したと考えていました。
それでも、そうした反応を訴えられたお客様が、その情報を私たちに提供して下さった、ということは事実です。そのことに、わたし達は応えなければならないと感じました。今この瞬間、できる限りのことをしなくては、と。

「新ローション開発へ!!」

わたし達は手始めに、肌やわらかローションの尿素を使用感を損なわないぎりぎりのレヴェルまで更に減らし、市場に出回っていた従来品は新しいものと交換しました。

パッケージとともにリニューアルした肌やわらかローション

そして、新ローションの開発に着手しました。
「お客様が困っている、何とかしなくては」
そんな想いでした。
もしかしたら、大きな会社では通らないやり方なのかもしれません。綿密なマーケティング、ライバル会社の動向、そうしたものをすっ飛ばして、「尿素の苦手な、よりデリケートな肌のために」商品開発に取り掛かる、ということは。
でも、わたし達は小さな会社ばかりの集まりです。フットワークが軽いことが持ち味です。そのことを、一番大切にするべきお客様のために使わなくて、何がねば塾プロジェクトなのでしょう。

「道の中は・・・」

その後、開発はお世辞にも順調に進みませんでした。ハーブ水の調合に始まり、成分同士の相性のが合わず大量のオリが発生したり、そのために抜かざるを得なくなった成分が保湿成分だったため、代わりの成分に悩んだりしました。時には自分たちの「こだわり」にがんじがらめになりました。
そして最終検査は、わたし達スタッフの肌と、ボランティアのモニターの方々の肌です。いやおう無しに、結果が出るまで時間がかかります。それで駄目なら、また同じ事を繰り返します。自分の肌で確かめて納得のいくものを、その一心でした。

↑試作品の一部。全て人の肌で試す。没になった物も、最後までスタッフが使う。・・・もったいないので。

「誕生!!まん天肌よろこぶローション」

そうして、まん天肌よろこぶローションは生まれました。肌やわらかローションと肌やわらかローション、個性の違う二つのローションから、お一人お一人に合うものを選んでいただければ幸いです。そして、何かご意見があれば、是非聞かせてください。小さな会社にとって、そのお言葉こそが、大きな意味を持つのですから。

 
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