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プロジェクトニュース

Vol.11 ねば塾プロジェクト2005年12月会合・ご報告

ねば塾プロジェクト2005年12月会合を行いました!!

去る2005年12月3日(土)に、ねば塾プロジェクトの会合を行いました。
今回は、山梨県北杜市須玉町の某ファミリーレストランに集結しました。遅くなってしまいましたが、会合の模様を、ご報告いたします!

            ☆   ☆   ☆

雪こそ降らないものの、平年よりぐっと寒さが増した12月3日、わたし達は会合を行った。
集合した北杜市須玉町では、風が強く、青空すら望めた。寒いことは確かだが、八ヶ岳と富士山すでに雪をかぶった姿は、やはり美しい。

今回ここに集まったのは、ねば塾笠原塾長、フロンティア蓼科から山崎社長・川上さん・スタッフ1名、そして七つの海から私を含めて2名。計、6名だ。
韮崎駅まで川上さんに迎えに来ていただいた車内では、すでにプチ会合である。
乳液の試作の話をしながら、須玉へ向かった。

プチ会合の車内・・・

乳液に関して、今回、どうしてもこだわりたいのは、「分離しても戻る」ことだ。つまり、再現性があるかどうか。
より自然な成分で、強力な化学薬品の乳化作用に太刀打ちできるわけはない。つまり、完全に乳化を保てる自信がない。
でも、出来る限り自然なものが使いたい。
そのため、仮に分離してしまった場合でも、同じテクスチュアで、同じ効果を発揮できる方策を打ちたいと考えたのだ。
川上さんの話を聞く限り、実現できそうだった。
早く、試作に会いたい。そう思う。

「はじめの一歩」

到着したファミリーレストランは、思いのほかの混みようだった。
待ちながら、別の車で駆けつけてくれたフロンティア蓼科のスタッフの方が持参してくれた、乳液の試作を見せていただく。

50mlくらいの容器に入ったそれは、当たり前だが、分離はしていない。
手にとって見ると、若干ゆるめのテクスチュアだった。とろりとして、すっとのびて肌になじむ。
次に、遠心分離機にかけた5mlほどの容器を手に取る。
・・・分離している。
実は、これは当然のことだ。
なぜなら、乳液を作り直すことになったとき、「分離させてください」と頼んでいたのだ。「分離しても戻る」このことを確かめるために。
分離している乳液は、上層は生クリームのように白い層になっている。下は、白く濁っていた。
「えい!!」と振ってみる。
・・・・。
他のスタッフと恐る恐る見てみると、外見上は混ざり合っている。
テクスチュアは?
「おー、戻ってる、戻ってる!」
肌の上の、とろりとした感覚。作りたてのものと同じように、すっと肌になじんでゆく。
ほっと、息を吐く。
まずは、はじめの一歩だ、と思った。

全員集合!!

そうこうするうちに、メンバーが集まり、ファミリーレストランの席に着く。
注文も早々に、早速、フロンティア蓼科から前回の乳液の分離について、詳しい説明を受ける。
遠心分離機による分離速度の調査を行った結果、やはりかなり早く分離が見られたとのこと。
「ちなみに」
と続く言葉に、私は固まった。
「適当に買ってきた市販品は、何回まわしても分離しないんだよね〜」
うーん・・・まあ、分離しないように作ってあるのであろう。

◎自然のもの◎

その後、様々な試作状況について説明を受ける。
「自然なものだから」という理由でのデメリット表示がいくつか出そうな感じだった。
でも、それはそれで良い、と思う。
使用する際になんら問題ないことばかりで、むしろプラスだと感じたからだ。
また、今回から新たに信州産の桜の成分が加わることになった。
「これからは、桜よ!!」
と山崎さんも意気込んでいた。
カモミールをまんなかに、信州で育った力強い植物達を満載に、リニューアルできそうだ。

ただ、それでも乗り越えるべき山はまだまだあるな、と感じる。
笠原さんが、
「とにかく、検査やらなんやらを徹底して、いい商品にしよう」
と何度もおっしゃっていた。
旧乳液のことを念頭においてらっしゃるな、と思った。
とにかく、どんなことが起こるのか。それは、起こっても大丈夫なのか。大丈夫ならば、それは、強力な薬品に頼らず、そのまま生かそう。
そういう、いい商品を作りたい。

・・・さあ、山を越えよう。

そうして4時間、会合は続けられた。
えんえんと、みんな話し続けた。
商品のこと、これからのお互いのものづくりについて、「本当に良いもの」について。
情報だけでなく、そうした「想い」も共有して、新たなまん天を作りたい、そう思った。

風が!!風が強すぎでした。山崎さんのキュートなブーツは雪用です。このとき、すでに山には雪があったとのこと。

七つの海 ねば塾プロジェクト係 K

 
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