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プロジェクトニュース

Vol.16 ねば塾プロジェクト9月会合報告
ねば塾プロジェクト9月会合を行いました。

2006年9月16日(土)、長野県佐久市のねば塾にてねば塾プロジェクトの会合を行いましたので、ご報告いたします。
「男性のためのスキンケアを作る」
そう決めた6月の会合から、3ヶ月。
今回の会合は、やはり「ねば塾まん天オム」の話し合いが中心となりました。


薄いグレイの曇り空の9月16日、ねば塾にて会合を行った。
辻堂から電車を乗り継ぎ、新幹線で降り立った佐久市は、少し肌寒く、すでに秋の風情を漂わせていた。
「涼しい〜〜〜♪」
と、七つの海スタッフと言い合う。
涼しいのが嬉しい、変な人たちだ。

家は「自分で建てるもの」だったらしい。

駅からタクシーに乗り込み、みんなでわいわい到着すると、笠原さんが迎えに出ていてくれた。
「今日はねー、こっちでやるから」
と、案内していただく。
今回の建物は、ご自分で建てたという。
「前はみんな自分で建てれたんだけど、法律が変わってさ〜」
とのこと。

「とってもよい香りなんです!」

お家にお邪魔すると、先に山崎さんが到着されていた。
ご挨拶のあと、山崎さんに蓼科のばら水を見せていただく。
まだ未熟成とのことだったが、ものすごい、濃厚さと強さを感じる。
完全に熟成したら…と、どきどきする。
「うちのバラはね、長々と蒸さないんですよ。本当に良いところが出たら、おわり。だから、濃いんですよ」
と言う。
希少なので、ねば塾まん天には入れられないのが現状だが、素晴らしいものをみせていただいて、いたく感激する。
希釈したものもみせていただいたが、それでも「濃厚」。
何故なのかはわからず。
しかし、かねてより山崎さんが主張していらした「とっても良い香りなんです!」を、実感する。

当日お嬢さんの運動会から駆けつけたという川上さんを待って、会合をスタートする。(来年は、絶対に運動会に重ならないようスケジュールを組まなければ、と心に誓う。子供の運動会なんて、人生で数えるくらいしかない)
今回の参加メンバーは、ねば塾笠原塾長と息子さん、フロンティア蓼科山崎社長、開発者・川上氏、七つの海東川と新スタッフと私、の計7名だ。

ねば塾まん天オム。俄然はりきったのは・・・

今、一番の話題は何と言っても「ねば塾まん天オム」である。
ねば塾まん天花では、「男だからわからない」とつぶやいていた男性陣、俄然力が入ったのは言うまでもない。
一番手は何と言っても、川上さん。
「僕は今、白・黒・赤・黄といった色の素材での研究をしていて、今回のねば塾オムは、これで行こうと思うんです」
と、きっぱり。
それぞれの「色」の成分の話を伺う。
もちろん、全て自然の「色」の成分だ。
それぞれ効果も期待できそう。

そして、笠原さんが話し始める。
「ホームページのお客さんからもあったんだけど(ねば塾HP御意見雑記帳)、軽くまとまるような、整髪料作れないかなあ。
というのはね、せっかくいいもので洗いたいってこだわって体や髪を洗っているのに、最後につけるものが納得できないっていうんですね。
別にね、何時間ももたなくったっていいんだよ。
シュッとやって、乾いてゆくうちになんとなくまとまりというか、髪が落ち着いてくるようなもの。
そういうの、何とか自然なもので出来ないかなあ、出来ると思うんだよ」
そうなんだよなぁ、と思う。
これは、女性用のものでも同じことが言える。
とてもナチュラルな整髪料、実はあることは、ある。
アラビアゴムを使ったものや、ミツロウのもの。
ごく個人的には、アラビアゴムは固まると部分的にパリパリするし、ミツロウのホールド力は…という感じ。
テクスチュアや仕上がりは、あくまでも個人の好みの世界だけれど。

燃える、男たち。

熱く語る笠原さんは、東川に問いかける。
「6月の時におっしゃっていたこと、自分なりに考えてみたんだけど、そういうことですよね」
「まさにそうです!」
熱く返す東川。
うーん、燃えている。
素晴らしい。
「不精な男の身だしなみというか、清潔感ですよね」
「ぱっとできなくてもいい。長い時間持たなくてもいい。でも、きちんと整う、そういうもの」
「やっぱりきちんとしたい。でも、そんなに色々ごてごてしたくない」
のだそうだ。
微妙な男心。
それをすくいあげ、形にする。
良いものが出来そうな予感がする。

合間に笠原さんが言う。
「川上さんが、ちゃあんと出来るように形にしてくれるから」
確かに。
みんなが、想いやアイディアを、どんどん出す。
それを、川上さんがどんどん形にして返してきてくれる。
こうした瞬間に立ち会えるって、すごいことなんじゃないか、と改めて思う。

会合で見せて頂いた色々なものたち。これからどんな商品が生まれるのか・・・お楽しみに♪


熱いオムの話し合いがひと段落して、引き続きねば塾まん天花の話をする。
ねば塾まん天の現状報告、お問い合わせの報告のあと、少し成分的な話をする。
すでに出来上がって市場に流通しているものなので、特に問題はないのだけれど。

でも、技術はどんどん進む。出来ることが増えてゆく。
それを知ってしまうと、ちょこちょこ変えてみたくもなる。
でも、変えない。
よっぽどのことがない限り。必要のない限り。
なぜなら、お客様のために商品をつくっているのだから。
今ある商品を気にいって使ってくださる方をないがしろになんて出来ないから。
そう、みんなで決めた。
(ただ、容器は検討したいかもしれない…価格変動のない範囲で、もう少し使いやすく出来ないか模索中)

「時間」はすぐ過ぎてしまう・・・この不思議

ひとしきり話し合った後、外に出て新たな石鹸工房を少し見学する。
そのうち、「そろそろお開きにしよう」と言う。
今何時だろうね?、などといって時計を見ると、ポン、と5時間たっていてびっくりする。
会合で話しているとどんどん時間が過ぎてしまうのは、何故なんだろう。

いつの間にか強い雨が降り始めていたが、ただただ名残惜しく、皆さんに帰りのご挨拶する。
いつも思うが、会合のたび私はエネルギーをチャージしている気がする。
また明日からがんばろう、と思う。
次の会合は、12月。
それまでに「ねば塾まん天オム」、何とか形に…と決意も新たに、帰途についた。


ねば塾プロジェクト係 K

※今回、デジタルカメラを持参するのを忘れてしまい、画像でのご報告が出来ませんでした。申し訳ございません。

 
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