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プロジェクトニュース

Vol.19 ねば塾プロジェクト3月会合報告
ねば塾プロジェクト3月会合を行いました。

さる2007年3月24日、長野県佐久市のねば塾にてねば塾プロジェクト3月会合が行われました。
遅くなってしまいましたが、その様子について下記の通りご報告したします。

 

第二の故郷??佐久へ

佐久平の駅について、開口一番、東川はこう言った。
「懐かしい!!!!」

念のため申し上げると、東川は、大阪生まれの愛知県育ち。
バリバリの名古屋人(春日井人?)である。
なので、隣にいた私は「懐かしい????」と思ってしまったが、開放感あふれる様子に、彼にとって既に佐久は第二の故郷なのであろうと一人勝手に納得する。

お昼を食べて、笠原さんとの待ち合わせ場所へ。
前回タクシーに乗ったはいいが上手く道を説明できず、タクシーの運転手さんを困らせた経緯があるので、笠原さんに迎えに来ていただくことになっていたのだ。
笠原さんに会った東川は、
「すみません!次は、きちんと道を覚えて、タクシーの人に説明できるようにしますので」
と言っていた。
まあ、私が道を覚えるのが筋なのだけれど…
笠原さんの優しさに、つい甘えてしまう。

車を運転しながら、わたし達と話しながらも、笠原さんは道行く近所の人に会釈している。
地域の人との関係が良いものなのだな、と感じる。

到着!

そうこうするうちに、ねば塾へ到着する。
息子さんがいて、迎えてくださる。

笠原さんの息子さんと顔を合わせた東川が一言。
「なんか、男らしくなってきましたね〜」
・・・親戚の叔父さんのようである。

部屋に上がると、既に到着していらした山崎さんが、コタツでお昼を食べていらした。
・・・なごむ光景。
わたし達も、コタツを囲う。
暖かくて、ホッとする。

そうこうするうちに、川上氏が到着。
一気に会合モードに突入する。
今回は、ねば塾塾長笠原さんと息子さん、フロンティア蓼科山崎さん、樹万培川上さん、そして七つの海の東川と私Kの6名だ。

ちなみに「樹万培」、とは。

川上氏の会社である。(トップは奥様)
開発者「川上氏」が独立したのだ。
なので、フロンティア蓼科とは兄弟会社となるそうだ。
枠組みは変われど、基本的なことは変わらない。

さて、会合の議題は「ねば塾メン」である。

まずは、石鹸。
笠原さんが特別レシピで作った何種類かの石鹸を、劣化試験にかけていたものの結果を川上氏よりうかがう。
笠原さんの思っていた通り、ではなかったそう。
無添加で、どこまで劣化しにくく、高品質な石鹸が出来るのか?
それはもう、職人さんの技の世界だな、と思う。

その後、色々な形状の石鹸を見せていただく。
「・・・・・・・。」
笠原さんが、にやっと笑った。
思わず私もにやっとしてしまった。

そこにあった石鹸の形が、すごーく、よい!!と思ったのだ。

「えー、いいじゃない、これ!」
と山崎さん。
「これをこうしたら、いいんじゃない?!」

アイディアが!!!!!

「だったらこうしたら?」
「これね、これ入れたいんだよ〜」
「んー、いいにおいですね!」
みんなでアイディアラッシュである。
そして川上氏によって、どんどん、形が出来てゆく。
すごい。
やはり、きちんと顔と顔を突き合わせてお話しするって、大事だなーと、改めて実感。

ちなみに、キーワードは「野生」。
だって、男性用化粧品ですもの。

やはり、「硬派」らしい。

「今の軟派な感じじゃなくて、そういうのじゃないのが欲しい男がいると思うんだなあ!」
と笠原さん。
東川が、感じ入ったように目をキラキラさせていた。
本人、めちゃくちゃ体育会系硬派な男である。

ここまできて、ようやく最終ビジョンがはっきりした。
これは、良い商品だろうな、という確信が持てた。
まあ、作る過程で色々起こるのが常ではあるけれど、ぶれない軸が出来たと思う。

たっぷり話し合った後は、石鹸工房を見学し、
「では!!」と別れる。

これからの、ねば塾。

七つの海は、再び笠原さんに駅まで送っていただく。
車中、笠原さんのねば塾へのお考えをうかがう。
地域になくてはならない存在になりたいのだそうだ。
地域に、出来るだけ貢献すること。
それは、本当にその場で根を張って暮らしてゆくということだ。

ほかに、印象に残った言葉。
「障害者が作ったものだから買ってくれ、なんて、いっぺんも言ったことがないんだ!」
東川も大きくうなづいた。
「そうですよね、ねば塾の製品使ってくれてる人のほとんどは、物が良いから購入される人ですもん。
障害とか、全然知らないひとが多い」
「そうなんだよ〜」

「物を作って売る」ということ。

ものは、使う人にとって良いものであって、なんぼ。
どんなことであれ、どんなものであれ、永遠の真理だな、と思う。
物を作って売るって、そういうこと、なのですよね。

作り手の理由からさえも、使い手の心地よさが生まれますように。
「きれいごと」といわれようと、志を持ってゆきたい。


去オつの海 ねば塾プロジェクト係 K


「はい!チーズ」 (撮影:K・・・若干写りが宜しくないかも・・・すみません)

 


 
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