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プロジェクトニュース

Vol.23 ねば塾プロジェクト2007年10月会合報告

2007年10月21日、1ヶ月遅れのねば塾プロジェクトの定期会合が行われました。
折りしも浅間山は初冠雪を記録し、ややひんやりした空気の中、色々話し合ってまいりました。
その様子を、ご報告いたします!

晴天!!

JR佐久平駅、午前10時30分。
青空が広がり、やわらかな秋の陽射しが降りそそいでいた。
が、気温は、摂氏11度。
この気温は神奈川県民(西湘地区)にとっては涼しいというより、はっきり寒い。
覚悟はしていても、寒い。
会合前に別件で川上氏と打ち合わせがあった私とスタッフNさんは「寒いねえ…」と口数も少なく川上氏の登場を待つ。

しかしJA祭りで駅周辺が大渋滞しており、なかなか川上氏と合流できず。
後から「今日は、橋幸雄が来ているらしい」とねば塾でうかがう。
渋滞に巻き込まれた川上氏は、それどころではなかったらしいけれど。

簡単な打ち合わせの後一緒にお昼を食べ、川上氏の車でねば塾へと向かう。

笠原さんの、すごさ

到着すると、笠原さんと息子さんがお二人で外で迎えてくださった。
笠原さんはたっぷりとした髪とおひげで声も素敵な低音で、息子さんはサラサラの髪に優しい感じの声で、そういうところが違うのだが、そうして並んでらっしゃると「ああ、そっくり」という感じがして面白い。

「見て見て」
と、指差すほうを見ると新しいグループホームが建設中だった。
今あるものより大きく、6名用で95坪あるそうだ。
大きくて、立派で、何より住み心地が良いのだろうと想像する。
そして、広大な敷地に色々建物があってそのほとんどを笠原さんが立てているのだなあと思うと、改めてすごさを感じる。

一緒に出迎えてくださった塾生の方が、なぜか笠原さんに愛の告白をしていた。
「塾長、愛してる!!」
「じゃあ、結婚するか!!」(笠原さん)
「それはだめ」
愛していても、結婚はだめらしい。

そんなこんな言いながらねば塾さんの新たな設備等見学していると、旦那様に送られて山崎さんが登場。
相変わらず素敵なご夫婦である。

さて、会合スタートです。

そうしてみんなそろったところで、会合がスタート。
今回のメンバーは、ねば塾笠原さんと息子さん、フロンティア蓼科山崎さん、樹万培川上さん、七つの海Nさんと私の計6名だ。
Nさんが初会合だったので、自己紹介と名刺交換をする。
息子さんが名刺を作ったというので、山崎さんと私も彼と名刺交換。
何度も会っているのに、不思議だ。
そして、名刺より人間関係が先に始まっているのって、なんだかいいな、と思う。

さて、今回の議題は花石鹸である。
花石鹸は定番でしょう、という感じだが、これをリニューアルしようというのである。
実は色々な流れの中で、「花石鹸リニューアル」は以前から議題に上がっていた。
というのも、旧まん天シリーズから花シリーズに移行するとき、石鹸だけは直すところがないということで発売当初からそのままだったからだ。
あれから3年。
お客様から頂いている課題もあるし、品質を上げたいというのが本当のところなのだ。
今回は、その実現に向けたより現実的な話し合い。
ちなみにねば塾メンは、時期的な問題も重なって来年に持ち越し。
もちろん、準備は着々進めつつ。

というわけで、花石鹸である。

「本当によいもの」にたどり着くための、道。

はっきり言って、今一番みんなが頭を悩ませているのは、あらゆる原材料の高騰だ。
原油の高騰はもちろん、バイオ原料の需要増大に伴い関連するものも軒並み上がっている。
だから、パッケージや石鹸の原料となる植物油や植物由来の化粧品原料も、そうしたあおりを受けている。
様々な値上げがばんばん来ているようだ。

でも。
いい石鹸を、ちゃんと作りたい。
納得できる、本当に良いと思えるもの。
難関だ。
正直言って難関なので、結構意見がまとまらない。
お金に糸目つけなければ、そうして大量生産なら、こんなこと悩まないのであろうが…

その中でも、何とか「ビジョン」をまとめる。
ずっとそれぞれが暖めてきたことを盛り込み、お客様から頂いていた課題を解決することが出来ると思う。
というか、「やらねば」ならないということを再度かみ締めた。

なお、さらに「花」な石鹸になる予定。
乞うご期待。
もう少し形が出来たら、またスタッフルームなどでご報告したいと思う。

一歩、一歩、歩みを進めましょう。

その後、他商品の改善点についても話し合う。
以前、お客様から頂いていた色々なことが反映できそうで、一安心する。
改善は、本当に難しい。
過去の時点でやはりベストを尽くしているので、一口に改善といっても難しいことが多い。
改善点が元で、商品のバランスが崩れたら元も子もないし。

後は、ねば塾の新商品のお話を色々うかがう。
なんだか、とても味わい深い商品が生まれようとしている。
新しいものが生まれる瞬間は、いつもなんだかどきどきする。

美しい夕暮れと、会合を終えほっとしているメンバー。お疲れ様でした!


そうして会合を終え外に出ると、あたりは薄暗くなりつつあり、空気も冷たくなっていた。
セーターを着ていた私は丁度いいなあ、と思っていたのだけれど、シャツだけの川上氏が「寒い〜」とやっているので思わず笑ってしまった。
まあ、シャツ一枚では寒いであろう。
しかし、冬仕様ではない笠原さんの足元はビーチサンダル。
そしてもちろん素足。
見習わなければ…と密かに思う。
無理だが。

ハイチーズ★後ろにあるのがグループホームと建設中のグループホームです。すごいです。(撮影K)

「また」とみなで挨拶をし、冬の気配感じるねば塾で解散。
川上氏の車に山崎さんと七つの海メンバーで乗り込み、到着したときと同じように笠原さんと息子さんに見送っていただき、ねば塾を後にする。
車中、山崎さんと川上氏の化粧品談義を聞きつつ、しみじみと思ったことがある。
それは、物を作るということはやはり生半可なことではなく、それゆえにぶつかる壁も越えるべき山も大きいなあということだ。
当たり前のことだけれど、今回の会合で再認識した。

だからこそ、この壁もこの山も、ちゃんとみんなで越えて、「本当に良い商品」を作ろうと思う。


(有)七つの海 ねば塾プロジェクトK

お土産に、と山崎さんからいただいたバラのジャム。国産無農薬です!感激★

 

 
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