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プロジェクトニュース

Vol.24 ねば塾プロジェクト2008年2月会合報告

2008年2月17日(日)、ねば塾にてねば塾プロジェクトの会合を行いました。
今回は、まん天のリニューアル、そして今後のねば塾プロジェクトのヴィジョンについても話し合われ、有意義な会合となりました。
その模様を早速ご報告いたします!

真冬日・・・

佐久平の駅に降り立った七つの海メンバー(Nさん&私K)は、まず駅前の温度計を確認した。
お昼についたのに「−1℃」。
ばっちり真冬日である。
今冬日本列島を席巻している大寒波の影響もあり、むちゃくちゃ寒い。
まあ当日は晴れていたので、覚悟をしていたよりは暖かかったけれど…

駅で軽くお昼を食べて、タクシーでねば塾へと向かう。
道路は雪かきがなされていて乾いていたが、田畑は白く雪に覆われている。
タクシーの運転手さんによれば、1週間前の雪だそうだ。
視界をさえぎる建物がないところでは遠くまでまるでじゅうたんのように広がる雪が見渡せ、なんとも言えず美しい。

多少迷いつつもねば塾につくとタイミングよく川上氏も到着し、笠原さんと息子さんが出迎えてくださった。
笠原さんは、前回うかがった際には建設途中だった新しいグループホームから出ていらした。
立派なグループホームが二棟並んだ姿は、やっぱりすごいなあと思う。
想いとか愛とかいっぱいつまった建物だ。

スタート!

さて、コタツにみんな腰を落ち着け、早速会合スタート。
今回の参加者は、ねば塾の笠原塾長と息子さん、樹万培・川上社長、七つの海Nさんと私Kの計5名。

最初の議題は、言わなくてもみんなわかっていた。
まん天花石鹸のリニューアル。

・・・実は、ちょっと問題が発生している。
ご使用いただく分には何の問題もないことなのだが(実際、スタッフのモニターは重ねているが特段問題はない)、どうにかなるならどうにかしたい。
なので、会合前から密に連絡を重ねお話をしつつ実験をしていただいていたのだけれど・・・
正直芳しくないので「さてどうしようか」と相談。
結局新たな実験を行っていただくことにし、日程は押し迫っているが何とか解決にこぎつけることが出来るよう全力を尽くすことで一致。

そして、こちらも最終段階の化粧水と乳液。
以前より暖めてきたことや、お客様からいただいていた課題をクリアできそう。
ちなみに、また新たな良き長野成分が配合される予定である。
(現在モニター真っ只中。またご報告しますね)

続いて、私から現行品の報告。
お客様からのお声で、「詰め替え用」があがっていることをお話しする。
お客様のメリット・デメリットを含め議論したが、今回は結論が出ず。
今はリニューアルも差し迫っていることもあり、今後検討してゆくことに。

そして、これからのこと。

直近の08年度はまず、メン&新アイテム。
(メンは以前より色々練っているので良いのですが、新アイテムは色々模索中・・・何かご意見があれば、ご連絡下さい!!)
そして、「ねばプロパートナー」
ねばプロメンバー以外で、ねば塾プロジェクトに協力してくれる企業や人を増やしてゆこうという考え。
様々な人との関わりの中で、アイディアとか仕事とか広げてゆきたいと思うのだ。
その中で、色々深まってゆくものや生まれるものがあるはず。

そして、商品に直結する話ではないけれど、「本質」だと思ったことがあるのでご紹介。
それは、最近メディアでも取り上げられているバイオ原料の話の中で。
ご存知の方も多いと思うのだけれど、石鹸は植物油脂を使用しているので価格の高騰が直撃していて、非常に厳しい情勢だ。
だけど、もっと厳しいのは食品だろう。
笠原さんは言う。
「人間、何よりも食べることが優先だ。
食べなければ、死んでまう。
そう考えていくと、石鹸なんて究極なくてもいいんじゃないか?
だって、洗わなくても死にはしない」

また、石鹸等に使われるヤシ油のために森がどんどんパーム椰子畑になって、森が失われていること。
「だからといって、その油を買わないということになると今度はそれを作っている人たちの生活がなりたたないし、そのことで森が戻るわけでもない」

・・・私は、こういう言葉が「石鹸屋」から出てくること自体がすごいと思う。
だって、石鹸作ってる本人が「石鹸要らないんでは?」なんて、なかなか言えない。

だから、いろんな意味で「いいもの」を。

でも、だからこそ、と思う。
この星で生き続けてゆくために、作るところでの負荷を最小限にとどめ、環境に出てゆくときにも出来るだけ負荷をかけないものづくりがものすごく大事なんだ、と
環境が失われれば、全てが失われてゆくことは、免れない。
だからこその、「いいもの」を作るということ。
そうやって自分たちが「正しい」と思うことを、日々重ねてゆくしかないのだと思う。
そして、それこそが「ねば塾プロジェクト」のとるべきスタンスであり本質なのでは、とも。

会合後、外に出ると・・・さすがに寒い。
それでも、笠原さんは作務衣&ビーチサンダル。
冬バージョンなので、足袋と綿なしの紺のちゃんちゃんこを着ていらっしゃるが…
氷点下。
絶対寒いと思うのだが、いつお会いしてもこのスタイル。
不思議だ。

グループホームを見学★

そして、グループホームを見学。
建物に入ってすぐ感じるのは、新築独特の新しい木の香り。
広々とした共用のスペースのほか個室があり、そのうちの一部屋を見せていただいたりする。
塾生の保護者の方と世話人さんがものすごく細部までこだわれたとのことで、新築だけどすでに温かいというか「暮らしが育まれている」感じがした。

ねば塾さんから樹万培さんが譲り受ける機械があるので事務所に回る。
機械を車に乗せて、キティちゃんのクッションで覆う。
「子供に怒られるんだよ〜」
・・・良いのか?

その後、事務所前で記念撮影。
「よし、東川さんへの証拠写真だ!」(笠原氏)
そうか、この写真ってそんな役割も・・・?

平均身長180cmはありそうなプロジェクトメンバー男性陣で、「パチリ★」

Kが入ってもう一枚!


夕暮れの中、これにて解散。
川上氏の車に乗せていただき、ねば塾を後にする。
帰りがけ笠原さんが、
「今度は話をしよう。いつも教えてもらってばっかりだ」
と川上さんにおっしゃっていた。
仕事だけでなく個人的な深い部分でもつながっているお二人だなあ、と改めて思った。

「未来」

今回の会合は「未来」について考えた会合だったと思う。
それは、ねば塾プロジェクトの未来であり、地球の未来。
私たちは小さな存在かもしれないけれど、それでもやるべきこと・やらなければならないことが沢山あるな、と改めて思った。


(有)七つの海 ねば塾プロジェクト係K


美しい、佐久の夕暮れ。この風景も、未来に残したい大切なもの。

 

 

 
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