ねば塾プロジェクト会合報告
初夏のねばプロ会合、シーズンということもあり2年ぶりにハーブ園で開催しました。
またその前に、ねば塾まん天に使われている無農薬オールドローズの見学にも行きましたので、あわせてその様子をご報告いたします!
梅雨の晴れ間・・・に感謝!
一番の不安は、天気だけだった。
2008年6月28日朝、天気は私たちに味方してくれ、素晴らしい青空だった。
前日も、翌日も雨。奇跡みたいに、美しい青空でした。
今回は、まずバラ園の見学をしその後、駒ヶ根の樹万培でねばプロの会合、といった予定。
七つの海の今回参加メンバーは、Nさん、新人H&T、そして私の計4名。
朝からNさんの運転する車で移動する。
そうして木々を抜けると、そのバラ園があった。
「ローズガーデン」へ

これがまん天に使われるバラを育ててくださっているところです。
バラ園のバラは全てオールドローズ(原種のバラ)とのこと。
中でもひときわひきつけられたのは…やはり、ダマスクローズ、だった。
香りの好みはあると思うけれど、何より、一番香りが強い。

本能が告げていました「食べられる!」それくらい、安全で生命力豊か。
…生まれてはじめてのダマスクローズに感動しきりである。
「絶対食べられる気がします!」
といったら、
「食べられますよ」
!!
「ジャムは一般的だけど、フリーズドライを使ってケーキにしたり…
後はなんと言っても、摘んだばかりの生のローズに熱湯を注いで作るローズティー。
薄緑のきれいで薫り高いお茶になりますよ」
とのこと。
農薬を使ってないからこその楽しみ方だ。
途方もない、手間と愛情。
ただ人間にとって美味しいものは他の生き物にとっても同じなので、様々な虫を筆頭に鹿などもバラを食べてしまうそうだ。
鹿の場合は、花から茎から食べてしまうので、バラの木自体に対するダメージが甚大だ。
このため、バラ園はロープに囲われていた。
以前鹿に食べられてしまったバラ。小さいながら、花をつけていました・・・
草を採り、水をまき、木酢液を吹き付け、虫を捕り、天候とにらめっこし…
もしかしたらこうやって書くと、簡単な感じがしてしまうかも知れないけれど。
でも紛れもなく、途方もない手間ひまをかけて育てられたバラ。
愛がなくては、絶対出来ないことだ、と思う。
→後編に続く
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